シェアリング・エコノミーが拡大するにつれて、洋服のレンタルサービス「シェアリング・ファッション」も南方から北方に普及しつつある。

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シェアリング・エコノミーが拡大するにつれて、洋服のレンタルサービス「シェアリング・ファッション」も南方から北方に普及しつつある。遼寧省瀋陽市には、月額258元(約4300円)で、1000種類以上の洋服を自由にレンタルして着用できるシステムが、すでに登場している。瀋陽晩報が伝えた。

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〇毎月258元で1千種類以上の洋服がレンタル可能

「衣嘉合」というシェアリング・ファッションシステムでは、QRコード読み取り型決済システムが採用されている。毎月のレンタル代金は258元で、レンタルしなくても返金されない。1カ月間のお試し期間が設けられており、その後も継続する場合はデポジットとして300元支払わなければならない。デポジットは退会時に返金可能。

毎回のレンタルはスーツケース単位で、スーツケース1個で3着レンタルできる。月々のレンタル回数は無制限。借りた衣服が入ったスーツケースを返却する際に、新しいスーツケースを届けてもらうこともできる。宅配便の送料は会社負担となっている。

このプラットフォームでは、さまざまなTPO、シーズン、デザイン、サイズに対応した流行の洋服1000着以上から好きなものを選ぶことが可能で、男性用・女性用ともに揃っている。レンタルした服を着用後、利用者が、「服が汚れた」あるいは「別の服を着用したくなった」という場合、その洋服を直接返送することもできる。会社側は、洗濯・除菌・消毒・乾燥などの処理を施す。

〇「衛生問題が心配なのでレンタルしたくない」という意見も

記者が多数の女性の微信(Wechat)グループにおいて調査を実施した結果、女性の8割が、「シェアリング・ファッションは、新たなビジネスモデルとして、人々の消費理念や心理、時代のトレンドに順応したものだ。シェアリング・ファッションサービスによってさまざまな新しい服を着用できれば、着ていく物がないという悩みから解放され、洋服代も大いに節約できる」と考えていることが分かった。

だが一方で、服の衛生問題を懸念し、「他人が着た洋服を、自分も着ることは気分的に進まない」とレンタルすることに二の足を踏む女性もいる。このシェアリング・ファッションサービス会社の担当者は、「我々は、徹底的にクリーニング作業を実施しており、衣類の安全は保証されている。だが、一部の人の固定観念を打ち破るには、もう少し時間が必要であろう」とコメントした。

〇海外では早くに登場したシェアリング・ファッション

シェアリング・ファッションというビジネスモデルは、海外では早くから登場している。米国のシェアリング・ファッションサイト「Rent the Runway」は、2009年の創立以来、高い人気を保ち続けている。同社の主なレンタル商品は、高級礼服などの特別なシーンで着用する洋服で、ドレス5万着以上、ネックレスや手袋などのアクセサリー1万点以上が揃っている。利用者は、150ドル(1ドルは約109.3円)のレンタル料で、小売価格1700ドルのドレスを借りることができる。(提供/人民網日本語版・編集KM)