ドルトムント香川、2年ぶり凱旋に意気込み! 自身初の浦和との“埼玉決戦”は「一つの夢だった」

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アジアツアーからチームに合流 浦和とは埼玉で対戦経験がないことをインタビューで告白

 日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは2015年の夏以来2年ぶりに来日し、7月15日に「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017」で浦和レッズと埼玉スタジアムで対戦する。

 香川は熱狂的なサポーターを持つことで知られる浦和との対戦に向けて、熱い意気込みを語っている。

 ドルトムントは今季から、現役時代にジェフユナイテッド市原(現・千葉)でプレーしたペーター・ボス氏を新監督に招聘。新体制となったチームは、13日から日本と中国を回るアジアツアーをスタートさせる。

 6月7日の国際親善試合シリア戦(1-1)で左肩を脱臼した香川は、その後順調にリハビリを続け、このアジアツアーからチームに合流する。どこまで状態が回復しているのかは不透明だが、ドルトムントの一員として2年ぶりに日本のピッチに立つ香川は、現在のチームについて「たくさんの素晴らしいプレーヤーがいますし、普段日本のファンは間近で見ることはできないと思うので、ぜひスタジアムに来ていただいて、彼らのプレーを見てほしい」とコメント。ファンにトップレベルのサッカーを間近で体感してほしいと呼びかけている。

 前回15年夏に来日した際には、川崎フロンターレと対戦して6-0と圧勝した。今回は浦和との一戦になるが、「僕自身、埼玉スタジアムで浦和レッズと対戦した経験がない」と語るように、香川にとっては初の敵地・浦和戦となるだけに、その対決が待ち遠しいようだ。

「スタジアムはヨーロッパに匹敵する雰囲気」

「サポーターであったり、スタジアムの雰囲気はヨーロッパにも匹敵するくらいの雰囲気が生み出せるスタジアム。それは日本には数チームしかないですし、浦和レッズに関しては日本やアジアを代表するチームだと思うので、個人的にはあのピッチで浦和レッズ相手に戦えるっていうのは一つの目標であり夢でもあったので、すごく純粋に楽しみなところはあります」

 また、香川は「代表でやっている選手も、代表経験者もたくさんいるので、みんなとプレーできるのが楽しみです」と語っている。ハリルジャパンで共闘するDF槙野智章らとの対戦も、ファン注目のポイントとなりそうだ。

 日本代表の背番号10を背負う男は、2年ぶりとなる凱旋試合でスタジアムを沸かせてくれるだろうか。

      浦和レッズ×ドルトムント

7月15日(土)夜7時 地上波フジテレビ系列生中継

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

【動画】香川真司インタビュー、浦和戦への意気込みを語る

https://youtu.be/0V3lMawRo08

映像提供:フジテレビ