今の時代は「公認へそくり」!?妻必見!へそくりを貯める方法

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明治安田生命が2017年4月に行った「家計」に関するアンケート調査によると、妻のへそくり金額はなんと平均91万1,687円! 夫からすると驚きかもしれないが、「教えて!goo」にも「へそくりのお金ためたいけど、なかなか貯まらない!」などの質問が投稿されるなど、主婦にとってのへそくりは常識であり、かつそのへそくりがなかなか貯まらないというのだ。

■へそくりは「夫公認」で行うべし

へそくりというと、「夫から渡された生活費から、毎月一定金額をこっそり抜き取る」というイメージがある。夫にばれないようにへそくりを貯める良い方法は無いものかと、ファイナンシャルプランナーの北村きよみさんに尋ねてみたところ、意外な答えが返ってきた。

「私は、へそくりというのはむしろ、ご主人にしっかり協力してもらってしっかり貯める、『公認へそくり』を推奨します」(北村さん)

へそくりの概念を覆すようだが、そこにはしっかりとした理由があるようだ。

「日本では夫よりも妻の方が年齢が低い夫婦が多く、平均3歳差といわれています。さらに、女性の方が男性よりも平均寿命は6〜7年ほど長いです。つまり、女性の方が老後に一人で生活する可能性が高く、絶対的にお金がかかるのです」(北村さん)

80歳の夫と死別した時点で妻の年齢が77歳とすると、その後87歳まで生きると仮定して、妻は10年間一人で生活しなくてはならなくなる。

■ファイナンシャルプランナー直伝!夫を説得するコツは「数字」を出すこと

「夫婦で老後を迎えた場合、二人分の年金が貰えますよね。仮にご主人が15万、奥様が10万円だとしてひと月25万円。しかし、ご主人が先に亡くなってしまった場合、現役時代の収入にもよりますが、遺族年金を合わせてもひと月13万円位になってしまいます。その金額で、やりくりできるのか? さらに、介護が必要になった場合どうするのか?ということを考えると、女性の方がお金がかかる場合が多いのです」(北村さん)

北村さんによると、「女性は数字が苦手なことが多いが、男性は数字で言われた方が納得する」という。日本年金機構のホームページなどで年金見込額は簡単に試算できるので、その数字をもとに論理的に話を進めよう。「一人で生活するのは寂しいし、私も不安なのよ。そのときの蓄えって必要だと思わない?」など、時折感情に訴えかければなおグッド。

■へそくりはどれくらい貯めておけばいいの?

では、収入や年齢にもよるが、実際にいくらへそくりを貯めておくと良いのだろうか?

「最低でも毎月5万円は生活費が足りなくなると予想されますから、5(万円)×12(ヶ月)×10(年)=600万円。あくまで平均ですが、介護にかかる費用が300〜400万円。合計して、1000万円はへそくりがあるとよいですね」(北村さん)

生活費のどの部分を切り詰めるかも重要だが、ただ貯金をするだけではなかなかお金が増えないこのご時世。投資など、資産運用の勉強をきちんとすることも大切なのだという。「夫婦二人三脚」というが、興味のある人は投資についても夫と協力して行ってみてはいかがだろうか。

(酒井理恵)

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)