戸田恵子、アンパンマンの作品には「お金の話が出てこない。自分より、みんなのために動く優しい気持ちがある」
そこで挨拶した戸田は、シリーズ29作目の公開に至って「もうこんなにたくさん続けてこれたなんて…」と感慨にふける場面も。
原作者である「やなせ（たかし）先生は、作品に込めている思いがあると感じました。アンパンマンには、お金の話が一切出てこない。自分より、みんなのために動く優しい気持ちがあります」と長年、作品に触れてきた実感を示した。
「また、表現されている中身には、日本の四季を感じさせてくれるものがあったりして、今回も夏祭りの楽しい歌があったりします。私たちはいつも、日本を代表するアニメだと自負しながら仕事をさせてもらっています」
親子連れでイッパイになった会場を見渡し「これからも1作でも多くやっていきたいので、応援をお願いいたします」とメッセージを発し、頭を下げていた。
シリーズ29作目に設定されたテーマは、"一歩踏み出す勇気"。新たなキャラクター、ライオンの男の子・ブルブルが、アンパンマンたちと力を合わせて、冒険の旅に出かける。
そのブルブルの声を任されたのは、今日のイベントにも同席した、女優の多部未華子。他には、お笑いコンビ「キャイ〜ン」の天野ひろゆきが、ブルブルのお父さんの声を担当。ユニークなキャラである・いいかげんに城には、ウド鈴木が演じている。
同作は、親子での映画鑑賞を、積極的にPR。「少しぐらい騒いだってお互いさま」という観点で「初めての映画はアンパンマンで」とのアナウンスもあった。配られているチラシにも「楽しい歌や踊りもたくさん登場。映画に合わせて手拍子したり、リズムに合わせて踊ったり、みんなで一緒に楽しみましょう」と促している。
『それいけ！アンパンマン ブルブルの宝探し大冒険！』は、7月1日（土）に全国でロードショー。
▼ 映画『それいけ！アンパンマン ブルブルの宝探し大冒険！』予告編
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