騒音のトラブルはよくある話だが、埼玉県のNさん(40代・男性会社員)は、隣家から突然流れた爆音に困惑したという。

二世帯住宅に住むNさん。裏手には70代後半くらいの老夫婦と、40代ごろの娘さんの3人家族が住んでいるが、たまに出会った時にあいさつを交わす程度で、それ以上のことはあまりよく知らないそうだ。そんなある夜、その家の方向から「爆音」が聞こえてきて――。

「うるさい」と叫んでも、かき消され...

実家を二世帯住宅にして、私が移り住んでから3年ほど経った頃でしょうか。ある晩、突然ユーロビートのような音楽が聞こえました。深夜23時近いというのに、我が家を包み込むような「爆音」。耐え切れず窓を開け、「うるさい!何時だと思ってるんだ」と怒鳴っても、かき消されて、騒音の主には届いていないようでした。10数分間鳴り続けたあと、突然やみました。

画像はイメージです(floeschieさん撮影、Flickrより)

それからというもの、ほぼ毎晩、同様の「爆音」が流れ続けました。近所の人たちは「どこの家かしら。困った」と言っていましたが、私は早い段階で裏の一家だと気付いていました。しばらくは静観していましたが、2週間ほど続いたとき、警察に通報することにしました。

その日を境に、騒音はパッタリ止みました。あれから5年ほど経ちますが、とくに隣家とのトラブルはなく、何もなかったかのように、いまもあいさつを交わしています。「爆音」を出していた理由が気になる一方、こんなに簡単に止まるなら、もっと早く通報しておけば良かったとも思います。

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