ロボット掃除機こそ主婦の神器!強い味方! 狭い部屋でも、散らかった部屋でも実は役立つって知っていた?

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「ルンバ」など、ロボット掃除機の人気やブームもだいぶ落ち着いてきた感がある。
ロボット掃除機は、自動で部屋を動いて掃除してくれる。
まさに主婦にとっては、夢のような機械である。

しかし、ロボット掃除機は、広いフロアや整理された部屋が必要だと思われている。
実は、それが大きな間違いということは、意外に知られてない。

実は、筆者も、自宅は子供が居るため常に散らかっており、ロボット掃除機にとっては障害物だらけ。そのため、ロボット掃除機の購入は諦めていた。

そんな時、運良くロボット掃除機を三ヶ月借りて試す機会を得た。
最初は、筆者も夫も、ロボット掃除機には、あまり期待していなかった。

しかし実際は、
返却と同時に購入するまでに夫婦揃ってロボット掃除機の魅力に取り憑かれてしまったのである。


自分で掃除機をかけるよりもきれいになる!
筆者は、ロボット掃除機の効果を全く期待していなかった。
結局人が掃除機をかけたほうがきれいになるだろう、と高をくくっていたのである。

ところが、実際に使ってみると仕事の丁寧さに驚いた。
センサーがあるので、床がきれいになるまで何度でも念入りに掃除するからだ。
苦手だと思っていた部屋の角も、回転ブラシがあるので予想よりもきれいになっていた。掃除が終わると、床の感触が明らかに違う。きれいになっているのを実感できたのである。




筆者が掃除機をかけた後、ロボット掃除機に掃除させてみると、ダストケースにこれだけのゴミが貯まっていた。いかに普段の掃除できれいになっていなかったかも実感できた。

時間の有効活用で子供とふれあう時間もできた
ロボット掃除機を導入して変わったのは、掃除の質だけではない。
これまで掃除に使っていた時間を、台所仕事や子供との遊びの時間に使うことができるようになったことだ。

ロボット掃除機は、かなり高価な買い物である。
そのため、
・主婦が楽をするためのもの
・主婦が自分で掃除をすれば買わなくてもいい物
など、導入に否定的な意見も多い。

だが、主婦が楽をすることは、決して悪いことはない。
そもそも家事負担は、男性が考えるよりも大きい。まして子供がいる家庭では、家事+育児の負担もかかる。

掃除の負担と時間が軽減できれば、ほかの家事や育児に十分なリソースをあてることができるようになるのである。決してサボっているわけではない。

また最近は、子供が居る家庭では、ハウスダスト問題も心配だ。
部屋は、できるだけ清潔に保ちたいものである。
子供を公園に連れて行っている間に部屋の掃除をして、きれいできれば、まさに合理的で、無駄のない家事といえる。

実際、筆者の場合も、ロボット掃除機を導入してから、子供とゆったりと接する機会が確実に増えている。
家事負担が軽減し、時間も使えるようになったことで気持ちにもゆとりも生まれ、じっくり子供の話も聞けるようになった。

ロボット掃除機はお金を出せば買えるけれど、子供との時間はプライスレスなのである。

完璧を求めない!見えるところだけ掃除が吉
ロボット掃除機は、物を置いている場所は掃除できない。
そのため、床をきれいに整頓する必要がある。

だが、この作業が面倒だと思う人も多いようだ。

ここにロボット掃除の落とし穴、錯覚がある。
発想の転換をして、見えるところだけを掃除させるのだ。

ホコリは、常に日々たまる物だ。
実は、毎日少しずつでも掃除していたほうが、ホコリはたまらない。
また、拡散されずにきれいな状態を保つことができるのである。

日常で掃除をできていなかった場所も、余裕のあるときに片付けをして、ロボット掃除機を動かせばキレイになる。
まずは、見える場所をきれいに保つ。これだけでも部屋全体のキレイ度をキープできるのである。

床に置く物の配置を定期的に変えよう
筆者の家では、収納できない物が箱に入って床に置かれている。
子供のおもちゃなどは、かごに入っておかれている状態で、ぬいぐるみなどもたくさんある。

当然、前述のように、見えるところだけロボット掃除機に掃除させていると、置いてある場所だけ掃除できない。とはいえ、毎回、掃除するときに動かして掃除機をかけ直すのは面倒である。

この問題は、毎日、全ての場所を隅々まで掃除することにこだわらなければ解決する。
つまり、日によって置く場所を変えるだけで、この問題は解決できるのだ。

右側に置いている箱を、今日は左側に置く、といった具合に、気付いたときに動かすのである。慣れると、ロボット掃除機だけで掃除できる範囲がぐっと増えるのだ。

筆者は、既存の掃除機をかけるのが苦手で、なかなか掃除がうまくできなかった。
しかし、ロボット掃除機を購入してからは、毎日掃除することができ、部屋もキレイになっている。

ロボット掃除機は、高価なため簡単には買えないものではある。
しかし、費用以上の豊かな生活を得ることができる道具であることも実体験できた。

もし
・部屋が狭いから
・部屋が散らかっているから
ロボット掃除機は、無駄になるのでは? と、悩んでいる人こそ、導入を検討してみてほしい。


執筆 ちえ