満身創痍(そうい)の姿は痛々しくも、荒療治にじっと耐えるたくましさを見る者に感じさせる。熊本城の大天守は工事用の足場に囲われ、「一本足」の石垣が支える飯田丸五階櫓(やぐら)は倒壊を防ぐための鉄骨がむきだしとなっていた。19日、報道陣に公開された立ち入り禁止エリアを歩いた。

=2017/05/20付 西日本新聞朝刊=