ランサムウェア被害が世界中で拡大!あわてずに誰でもできるランサムウェア対策とは
先週から世界中でランサムウェア(身代金要求型ウイルス)「WannaCry」の感染が広がっている。さらに今週に入ってからは、国内の大手企業でも、感染が報告され始めた。
これだけ騒がれると、パソコンでネットにアクセスしたり、メールをやりとりしたりすることすら恐ろしくなってしまうという人も増えてくる。
しかし、こうした時こそ、あわてず、冷静に、情報を確認して、今、できる対策をとることが、身を守る上で、一番大切な方法だ。
●騒ぎは大きいけれど、自分は何に気をつければいいのか?
まずは、ランサムウェアについての基本の知識を確認しよう。
ランサムウェアは、メールの添付ファイルを装いウイルスプログラムを拡散させる。
・メールの添付ファイルをダブルクリックして展開する
・パソコンにウイルスプログラムが感染する
・パソコンのファイルがロック(暗号化)されてアクセスできなくなる
・画面は、ロックを解除する“身代金”を請求するメッセージが表示される
ビジネスで使用しているパソコンの場合、
必要なファイルにアクセスできなくなるので業務が止まってしまうことから、あわてて請求に応じてしまうケースも多い。
また、社内のパソコン1台が感染すると、社内ネットワークを介して、ほかのパソコンに感染が広がってしまうケースも多い。
以上が、ランサムウェアによる被害と、感染する流れだ。
ランサムウェアは、多くの場合、最初の被害はメールの添付ファイルを開けることからはじまっている。
最近、
・知らない差出人からのメール
・業務の連絡を装ったメール
これらで添付ファイル付きのメールを受け取ったというケースは注意が必要だ。
こうしたメールに添付されているファイルは、ランサムウェアを含む何らかのウイルス添付メールと考えて、まず間違いない。
送信先に心当たりのないメールの添付ファイルは、決して開かないように気をつけることが、予防対策の第1歩だ。
●ひとまずOSをアップデートする!これだけでも対応できる
「不審なメールの添付ファイルを開かない」というのが、自分でできる第一の対策だ。
次の対策、システム側の対策もすませておこう。
現在広まっているランサムウェアの「WannaCry」は、Windowsの弱点“脆弱性”を攻撃するものだ。
しかし、マイクロソフトは、今年3月にこの脆弱性に対する修正プログラムを配布しているのだ。
つまり、Windowsを自動アップデートしているなら、すでに対策済みということになる。
もし、最新のWindowsアップデートを行っていない場合には、マイクロソフトやIPA(情報処理推進機構)のサイトで紹介されている方法を参考に、必ずアップデートを完了しておくことが、第2の予防対策だ。
また、パソコンユーザーの多くは、セキュリティ対策ソフトをインストール済みというケースが多い。この場合、ウイルスを発見して適切に処置するための「定義ファイル」が最新になっているかを確認しよう。
もし、現在インストールされているセキュリティソフトが有効になっていなければ、
・有効にする
・アップデートする
など、最新の状態にしておこう。
なお現在、セキュリティソフトメーカー各社は、Webページなどでランサムウェア対策の情報を掲載しているので、参照してほしい。
現在、ランサムウェアの感染防止のためにすぐできる対策は次の3つだ。
・不審なメールの添付ファイルは開かない
・Windowsは自動アップデートの設定にしておく(初期設定は自動アップデートになっている)
・セキュリティソフトの定義ファイルを最新にしておく(最新バージョンなら自動更新されている)
ニュースなどで大騒ぎになると、つい、誰しも慌ててしまうものだ。
そんな時ほど、慌てずに、まず、冷静に状況を見て、情報を集めて、自分でできる対策を行うことが大切なのである。
これだけ騒がれると、パソコンでネットにアクセスしたり、メールをやりとりしたりすることすら恐ろしくなってしまうという人も増えてくる。
しかし、こうした時こそ、あわてず、冷静に、情報を確認して、今、できる対策をとることが、身を守る上で、一番大切な方法だ。
●騒ぎは大きいけれど、自分は何に気をつければいいのか?
まずは、ランサムウェアについての基本の知識を確認しよう。
ランサムウェアは、メールの添付ファイルを装いウイルスプログラムを拡散させる。
・メールの添付ファイルをダブルクリックして展開する
・パソコンにウイルスプログラムが感染する
・パソコンのファイルがロック(暗号化)されてアクセスできなくなる
・画面は、ロックを解除する“身代金”を請求するメッセージが表示される
ビジネスで使用しているパソコンの場合、
必要なファイルにアクセスできなくなるので業務が止まってしまうことから、あわてて請求に応じてしまうケースも多い。
また、社内のパソコン1台が感染すると、社内ネットワークを介して、ほかのパソコンに感染が広がってしまうケースも多い。
以上が、ランサムウェアによる被害と、感染する流れだ。
ランサムウェアは、多くの場合、最初の被害はメールの添付ファイルを開けることからはじまっている。
最近、
・知らない差出人からのメール
・業務の連絡を装ったメール
これらで添付ファイル付きのメールを受け取ったというケースは注意が必要だ。
こうしたメールに添付されているファイルは、ランサムウェアを含む何らかのウイルス添付メールと考えて、まず間違いない。
送信先に心当たりのないメールの添付ファイルは、決して開かないように気をつけることが、予防対策の第1歩だ。
●ひとまずOSをアップデートする!これだけでも対応できる
「不審なメールの添付ファイルを開かない」というのが、自分でできる第一の対策だ。
次の対策、システム側の対策もすませておこう。
現在広まっているランサムウェアの「WannaCry」は、Windowsの弱点“脆弱性”を攻撃するものだ。
しかし、マイクロソフトは、今年3月にこの脆弱性に対する修正プログラムを配布しているのだ。
つまり、Windowsを自動アップデートしているなら、すでに対策済みということになる。
もし、最新のWindowsアップデートを行っていない場合には、マイクロソフトやIPA(情報処理推進機構)のサイトで紹介されている方法を参考に、必ずアップデートを完了しておくことが、第2の予防対策だ。
また、パソコンユーザーの多くは、セキュリティ対策ソフトをインストール済みというケースが多い。この場合、ウイルスを発見して適切に処置するための「定義ファイル」が最新になっているかを確認しよう。
もし、現在インストールされているセキュリティソフトが有効になっていなければ、
・有効にする
・アップデートする
など、最新の状態にしておこう。
なお現在、セキュリティソフトメーカー各社は、Webページなどでランサムウェア対策の情報を掲載しているので、参照してほしい。
現在、ランサムウェアの感染防止のためにすぐできる対策は次の3つだ。
・不審なメールの添付ファイルは開かない
・Windowsは自動アップデートの設定にしておく(初期設定は自動アップデートになっている)
・セキュリティソフトの定義ファイルを最新にしておく(最新バージョンなら自動更新されている)
ニュースなどで大騒ぎになると、つい、誰しも慌ててしまうものだ。
そんな時ほど、慌てずに、まず、冷静に状況を見て、情報を集めて、自分でできる対策を行うことが大切なのである。