12日、ソウル市内で開催されるマラソン大会が女性参加者に「スポーツブラ」での参加を要求し、物議を醸している。資料写真。

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2017年4月12日、ソウル市内で開催されるマラソン大会が女性参加者に「スポーツブラ」での参加を要求し、物議を醸している。韓国・女性新聞が伝えた。

その名も「ビキニマラソン大会」は、今年7月にソウル大公園で開催されるマラソン大会。ホームページには「女性たちよ。これからは誇りを持って!堂々と走れ!」というメッセージが掲げられ、女性3000人、男性1000人の参加者を募集している。女性のスポーツブラに対し、男性はランニングシャツ着用での参加を求められている。

主催側は「大会のことを広め、社会的関心を引き付けるために企画した」と話しており、事務局関係者も取材に対し、「今年初めて開催する大会で、ターゲットは健康とフィットネスに関心の高い女性たち。韓国では海水浴場以外でビキニを着て走ることは風紀を乱す行為と見なされるため、スポーツブラ着用とにした。ただし強制はしていない」と明らかにしたという。しかし参加要項には「参加者は必ず規定された服装で参加しなければならない」と記載されている。一方、男性参加者の募集理由については、「女性だけの募集にすると『逆差別』と批判を受ける恐れがある」と説明、「ただし男性への授賞はない」と続けた。

これを受け、女性たちは「性差別的なイベント」と反発、女性新聞の読者やマラソン大会への参加経験者からは「相場より高い金額を払ってまで、わざわざ他人の目の保養になる不快な経験をする人を募集している。大会の中止と企画者の謝罪を求める」「女性ランナーの関心ではなく、怒りを集める大会企画」など批判の声が挙がっている。

ネットユーザーからは「こんなマラソン大会は嫌だ。どんな趣旨からこんなことするの?」「誰の頭からこんな企画が出てきたの?」と同大会を非難するコメントが寄せられる一方で、「『ビキニ』マラソン大会って書いてあるのが分からない?この前平昌(ピョンチャン)で開催された『国際裸マラソン大会』の時は何も言わなかったくせに?」「男性参加者には授賞がないこと自体性差別」「何が言いたいの?『ビキニマラソン』の開催が問題?それとも『スポーツブラ』のみの着用が問題?非難する理由が理解できない」と男性とみられるユーザーからの非難コメントも多く寄せられている。

その他にも、「まだ分からない?スタイルに自信ある人だけ参加しろってこと」と挑発的なコメントや、「男も女も皆ビキニに統一すればいいじゃないか!」「大体参加しなければいいこと。何を熱くなってるの?」とたしなめるコメントもあった。(翻訳・編集/松村)