発表! 2017年の「新しい絵文字」
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毎年、多くの新しい絵文字がデザインされ、提案され、導入されていく。2016年、わたしたちは多様性にあふれた人や仕草の絵文字を手にした。
来年もさらなる絵文字が導入される。例えば妖精、吸血鬼、髭を生やした人、「ショックで頭が爆発した人の顔」、そして「嘔吐する人の顔」などだ。
どの絵文字が導入されることになるのかは、ユニコードコンソーシアムによって決められる。この組織はすでに2017年の新しい絵文字導入に向け、最終候補リストを作成しているのだ(記事末に掲載)。
リストには51の絵文字が載っているが、それらはわたしたちのデヴァイスに届けられる前に変更される可能性もある。さらに「絵文字委員会」(Emoji Subcommittee)による審査に通る必要もある。
51の新しい絵文字のなかには、食べ物に関する絵文字も含まれる。ブロッコリー、パイ、プレッツェル、ストローの入ったコップ、ココナッツ、そしてサンドイッチが、お馴染みのラインナップに加えられる予定だ。
動物セクションに加えられるのは恐竜だ。それも2種類も。ティラノザウルスとともに竜脚下目の恐竜が候補に挙がっているが、それがブロントサウルスになるのか、ディプロドクスになるのか、ブラキオサウルスになるのかはまだわからない。白亜紀以後の動物では、ハリネズミ、シマウマの顔、キリンの顔、コオロギなどが追加される予定だ。
最も大幅にアップデートが加えられるのは、人に関連した絵文字だ。また、ヒジャブ(イスラム圏の女性が被る布)を着用した人の絵文字も初めて候補として挙がっており、多様化するニーズに応えようとしている。
ほかのリストには、脳、スカーフ、手袋、人魚、お年寄りなどが含まれている。