サムスン“土下座会”が中国で物議

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ギャラクシーノート7の発火・爆発事故の不安がいまだ拭えないサムスンだが、中国で先日、SNSに投稿された1枚の写真が物議を醸した。この投稿は瞬く間に拡散され、いつしか「サムスンが中国法人のスタッフに土下座を強要した」というデマへ発展。中国ネットユーザーの怒りを買っているという。

中国の地元メディアによると、この一件は先日、河北省石家荘市でのサムスン主催パーティー会場で起きた。新浪微博のユーザーが投稿した写真には、ステージ上にズラリと並び、土下座している男性たちの姿が撮られており、ユーザーは「(今回の発火事件を)幹部社員たちが謝罪した」と説明していた。

しかし、この投稿が拡散されると、事態はおかしな方向へ。「土下座をしているのは中国人社員で、サムスンが中国法人の幹部に強制的に土下座させた」となり、多くの中国ユーザーの怒りを買うことになる。「土下座すべきはサムスンの社長だろ!」「お前らの不手際の尻拭いを中国人にさせるなんてひどすぎる」などと、SNS上にはサムスンへの罵詈雑言が殺到することになってしまった。

後にサムスン関係者が語ったところによると、これは発火・爆発事件後も多くの販売業者らがサムスン製品を贔屓してくれることに感動し、サムスンの韓国人幹部たちがステージで“感謝の意”を込めて土下座したシーンなのだそう。その様子を見ていた中国人幹部もそれに倣っただけで、「決して強制はしていない」と釈明した。

ただ、“土下座”に対するイメージは中国と韓国でかなり異なるようで、中国ユーザーの不満は取り除かれていない状況だ。「感謝であれば土下座ではなく、頭を下げればいい」「感謝であろうと謝罪であろうと、中国人に土下座なんかさせるな」「韓国本社の幹部が土下座したら、中国法人の幹部だってそうするしかないだろ。強制と大差ない!」など、納得がいかないユーザーがほとんどのようだ。