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fossBytesに10月24日(米国時間)に掲載された記事「Top 10 Most Dangerous Malware That Can Cripple Your Device」が、世界中で感染が確認されている危険なマルウェアトップ10を伝えた。Check Pointの研究チームが発表したリストを引用する形で紹介している。紹介されているマルウェアは次のとおり。

・Conficker - リモート操作を可能にしたり、マルウェアのダウンロードを実施したりするワーム
・Sality - リモート操作を可能にしたり、マルウェアのダウンロードを実施したりするウイルス
・Locky - 偽装したダウンローダーとともにスパムメールで感染を広げているマルウェア
・Cutwail - スパムメールを送信してDDoS攻撃に使われるボットネットを構築するマルウェア
・Zeus - オンラインバンク情報を窃取するトロイの木馬
・Chanitor - 感染したマシンに不適切なソフトウェアをインストールするマルウェア
・Tinba - オンラインバンク情報を窃取するトロイの木馬
・Cryptowall - TOR経由で制御可能なAES円号を利用するランサムウェア
・Blackhole - ブラウザおよびプラグインの脆弱性を悪用するためのマルウェア開発キット
・Nivdort - パスワードの窃取や設定の回線を実施するためのボットネットを構築するマルウェア

IoTデバイスにおけるマルウェア感染の拡大などもあり、今後サイバー攻撃はさらに活発になるものと見られる。常にセキュリティ関連の最新情報を収集するとともに、随時適切な対処を取ることが望まれる。

(後藤大地)