女優の土屋太鳳が8日に放送されたTBS『オールスター感謝祭』の恒例人気企画「赤坂ミニマラソン」に出場。ゴール直後に倒れるほどの決死の走りをみせ、女性陣のなかで1位、全体で8位に入賞。ゴール後は、倒れこみ画面から消えるというアクシデントもあったが、土屋の女優魂に、織田裕二(48)や中谷美紀(40)をはじめスタジオは感動の涙に包まれた。

東京・赤坂のTBS放送センターの外周を4周するという同企画では、正面玄関横から伸びる傾斜のきつい道=通称“心臓破りの坂”が毎回の見どころとなっている。土屋は3周目の時点で森脇健児(49)や猫ひろし(39)、そして今回のスペシャルゲストで、リオ五輪2冠を達成したイギリスの陸上選手、モハメッド・ファラー(33)を抑え1位を独走。

4周目で猛追するファラーらに抜かれたものの、42人中8位でゴールし、女性陣で唯一入賞を果たした。しかし、ゴールした土屋はうつろな目をし、ひとりで歩けない状態。呼吸も苦しそうな様子で、司会の島崎和歌子(43)らに支えられながら画面からフェードアウトする事態に。

そのまま入賞者インタビューが進行されるなか、足を引きずりながらスタジオに戻ってきた土屋。椅子をすすめられるも「先輩方が立ってるので……」と何度も遠慮をする謙虚ぶりに、レースを見守っていた共演者をはじめ、司会の今田耕司(50)も熱い涙を流した。

椅子に座った後も、土屋は、「このマラソンを作った方は本当にすごいです。そして、『IQ246』というドラマが始まります」と息を切らしながら、自身が出演するTBS系『IQ246〜華麗なる事件簿〜』(16日・夜9時〜)を必死に宣伝。

同ドラマで共演している中谷は、涙を流しながら「プレッシャーをかけすぎちゃいました。ごめんね」とコメント。織田も目を潤ませ「連ドラで根性があるのは知っていました。やってくれると信じていました」と拍手を送った。

ネットでは「全力で立ち向かう姿に感動した」「たおちゃんの女優魂すごい」「心配だったけどお疲れ様!感動をありがとう」など絶賛の声が寄せられている。