日本の敗戦は「驚きではない」 初戦快勝の豪州指揮官「厳しいグループだ」

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 2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選グループBの第1戦3試合が9月1日に行われた。イラク代表をホームに迎えたオーストラリア代表は、2−0と完封勝利を収めてグループ首位に立った。

 試合後、オーストラリアのアンジ・ポステコグルー監督が勝利を振り返り、日本とUAE(アラブ首長国連邦)の結果についても言及した。大手メディア『ESPN』がコメントを伝えている。

 ポステコグルー監督は「(イラクが)難しい試合をしてくることはわかっていたし、実際にそのとおりだった。我々が試合のテンポをコントロールしていたと思うが、彼ら(イラク)は我々のプレーを止めようとハードワークをしてきた」とコメント。ボールポゼッション率71パーセント、シュート数「20」を記録した一戦を振り返り、「難しい相手だったが、良いスタートを切れた」と、白星発進に手応えを示した。

 オーストラリアは次戦、UAE(アラブ首長国連邦)とアウェーで対戦する。UAEは1日の第1戦で日本を2−1と逆転で破った。ポステコグルー監督は「第2戦に向けて、必要とされた時には準備ができている選手たちが揃っている。(UAEが日本を破ったことは)驚きではない」と、日本の敗戦も予想の範囲内だと明かし、「組み合わせ抽選の時にも言ったが、我々はよりタフなグループに入っているんだ」と、厳しい戦いが続くという見解を述べた。