Photo by Pixabay

写真拡大

 今年1月にベッキー(32)との「ゲス不倫」騒動で世を騒がせたロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音(27)に早くも新ロマンスが飛び出した。miwa(26)似の20段前半の一般女性を“お持ち帰り”したところを発売中の『週刊女性』(主婦と生活社)に報じられたのだ。すでに前妻との離婚は成立して独身となっているが、なぜかネット上では今回の熱愛報道に批判が殺到。その原因として「ゲス不倫」騒動の対応のマズさが尾を引いていると指摘されている。

■新ロマンスに「乗り換え早すぎ」と批判続出

 同誌によると、川谷は8月下旬の深夜に東京・三軒茶屋のダーツバーを貸し切りにして仲間たちと楽しみ、早朝に泥酔状態で店を出てきた。その横にはmiwa似の美女が寄り添っており、川谷は肩を抱きよせていたという。さらに数日後、その女性と再び同じ店を訪れてから、タクシーで川谷のマンションへ。この“お持ち帰り”の真っ最中に同誌に直撃された。

 記者から「新しい恋人ですか?」と尋ねられると、川谷は「友達ですね」と否定。だが記者から追及されると女性を「お泊り」させるつもりだと認めた。しかし、あくまで「恋人まで関係は進んでいない」とし、今後については「相手次第ですね」と煙に巻いている。

 突然の直撃だったのに笑みをこぼすなど余裕を見せていたという川谷だが、記者から「ベッキーさんと連絡をとっていますか?」と聞かれると急変。途端に表情が硬くなり「お互いの事務所のこともあり、暗黙の了解で(連絡は)とっていない」「ベッキーさんには本当に申し訳ないことをしてしまったなと思っています」と神妙に謝罪の言葉を口にした。

「ベッキーは完全復帰を宣言をしたものの、地上波レギュラーはゼロのまま。今夏に『27時間テレビ』(フジテレビ系)のコーナー『さんま・中居の今夜も眠れない』に電話出演し、出演者の中居正広(44)に『復帰できるように頑張ります。中居さん、今度飲みに行きましょう!』と呼びかけるとSNSが大炎上。いまだ視聴者の拒絶感が根強いことが浮き彫りになり、局関係者や広告代理店が起用に尻込みしている。完全復帰には程遠い状況です」(芸能関係者)

 これにネット上では「乗り換え早すぎてキモい」「ベッキーはまだ大変なのに」「こんな男のために全部失ったベッキーが可哀想」「相手の女性も川谷なんかとよく付き合うわ」と猛批判が殺到。その一方、今年5月に離婚を発表して独身であることから「不倫じゃないんだから誰と付き合ってもいいだろ」「一生ベッキーに操を立てろっていうの?」といった擁護の声も上がっている。

■フィフィ「社会的制裁受けるべき」と痛烈批判

 賛否両論といったところだが、エジプト人タレントのフィフィ(40)は堂々と川谷を批判した。

 自身のTwitterで「ベッキーさん、戻っておいでと言わないものの、男性の浮気だけ大目に見られ、女性だけ叩かれるこの風潮気持ち悪すぎるから、そもそも既婚男性って公表しなかった男を好きになって、その後の彼女の対応が不手際としても、やっぱりその男の対応が更にどうしようもない訳で、社会的制裁を受けるべきです」と持論を展開したのだ。これにも「あの男はベッキー以上の制裁を受けるべき」「それはあなたの決めることじゃない」と賛否が巻き起こっている。

「自業自得とはいえ、ベッキーはすべての仕事を失った上に約5億円といわれるCM違約金まで発生。一方の川谷はイメージが悪化したものの休業することもない。騒動のおかげで全国の誰もが知るほどバンドの知名度が上昇。アルバム『両成敗』はオリコンチャート1位を獲得し、全国ツアーのチケットも完売という“焼け太り”状態になりました。独身であれば恋愛は咎められることではありませんが、ベッキーが大変な時期にぬくぬくとしながら新恋人とよろしくやっている印象に映ってしまうため、どうしても許せないという人が続出しているようです」(前出・芸能関係者)

 やはり「両成敗」でないと世間を納得させるのは難しそうだが、ミュージシャンとしてはダメージなし。すでに川谷にとってベッキーとの一件は「過去のこと」なのかもしれない。

文・佐藤勇馬※個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にライターとしてスカウトされて以来、ネットや携帯電話の問題を中心に芸能、事件、サブカル、マンガ、プロレス、カルト宗教など幅広い分野で記事を執筆中。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など多数。