芽を取らなくてもよくなる?理研が「毒のないジャガイモ」を開発

写真拡大 (全2枚)

「毒のないジャガイモ」を作れる可能性が示され、注目が集まっている。

理化学研究所が発見

理化学研究所は26日、「毒のないジャガイモ」と「ジャガイモの萌芽制御」の可能性を発見したと明らかにした。

ジャガイモを食べる時に、芽を取る必要がなくなるかもしれない。

「芽」や「緑色部分」に天然毒素

ジャガイモの「芽」や光に当たって「緑色になった部分」には天然毒素が多く含まれるので、食べる際にはこれらを取り除く必要がある。

「農林水産省」HP

もし食べてしまった場合、吐き気や下痢、嘔吐や腹痛、頭痛や眩暈などの症状が出ることも。

育てたジャガイモで食中毒に

芽や皮などを取り除かずに食べて食中毒になる事例は度々発生している。

今月21日には、静岡県藤枝市の小学校で校内で栽培したジャガイモを試食した児童25人が吐き気や頭痛などの中毒症状を訴えた。

理研、遺伝子発現を抑制

理研はジャガイモ中毒の原因物質とされている物質が多く蓄積される芽や花で多く発現する遺伝子を解析し、PGA1とPGA2を発見。

PGA1とPGA2の発現を抑制した遺伝子組み換え植物体を作りだし、ジャガイモを収穫したところ、食中毒の原因物質とされるステロイドグリコアルカロイドの含量が極めて低下。

また、遺伝子組換えジャガイモは休眠期間が過ぎても萌芽せず、土に埋めると萌芽し始めたという。

「毒のないジャガイモ」が期待

理研は、今回の成果を次のように説明。

PGA1とPGA2の遺伝子発現を抑制したり、ゲノム編集で遺伝子を破壊したりすることで毒がなく、かつ萌芽を制御できるジャガイモを育種できる可能性を示しています

理化学研究所 ーより引用

毒がないジャガイモ育成の可能性が期待される。

ネット上には「早く市販して」という声

「毒の無いジャガイモ」ができるかもしれないということを受けて、ネット上には反響が続々。

これはすごい芽取らなくてもよくなるのか料理をする人は嬉しいかも大量に処理する加工業者には有りがたい急いでいる時とか正直うんざりする時があるものな学校菜園のジャガイモ中毒が減るといいね早く市販されて欲しい

安全性を心配する声もあったが、「手間が減る」「中毒が減るといい」と期待する声が多くよせられている。