Mac をWindowsやAndroidでリモート操作できる!Chromeリモートデスクトップの便利な使い方
Windowsパソコンは、離れたWindowsパソコンを遠隔操作する「リモートデスクトップ接続」という機能が用意されている。
しかし、Google Chromeを使っているなら、もっと簡単にパソコンを遠隔操作できることを知っているだろうか。
今回は、この機能を使ってWindowsからMacを遠隔操作する方法を説明しよう。
●リモートデスクトップ接続はWindows−Windowsとはかぎらない
「リモートデスクトップ接続」は、ネットワークでつながった2台のWindowsパソコンで、片方のパソコンから、もう一方のパソコンを遠隔操作できるWindows標準の機能だ。
操作される側を「ホスト」と呼び、操作する側を「クライアント」と呼ぶ。
この機能は、すべてのWindowsで使えるわけではない。具体的には、エディションによって次のような違いがある。
・Pro……ホスト/クライアントの両方に対応
・Home……クライアントのみ
家庭利用が前提のHomeでは、別のパソコンを遠隔操作することはできても、操作される側にはなれない仕様となっている。
もちろん、「リモートデスクトップ接続」が利用できるのはWindowsパソコン間で、MacとWindows間では利用できない。
いろいろと制約の多いリモートデスクトップ接続だが、
実は、Google Chromeを利用すれば、すべて解決できる。
Chromeの拡張機能である「Chromeリモートデスクトップ」を使えば、Windowsのエディションと無関係に利用できる。
さらに、Windows−Mac間でも、簡単に遠隔操作することが可能になるのだ。
●ChromeリモートデスクトップでWindowsからMacを遠隔操作する
ここでは、WindowsパソコンからMacに接続して遠隔操作する手順を紹介しよう。
準備するのは、WindowsとMac両方のChromeに
・拡張機能「Chromeリモートデスクトップ」をインストールしていること
・Chromeを起動してGoogleアカウントでサインインしていること
この2つだ。
Mac側でChromeの「Chromeリモートデスクトップ」を起動する。すると、この画面が表示されるので、[共有]ボタンをクリックする。
アクセスコードが表示される。
Windowsパソコンに移動したら、同じくChromeの「Chromeリモートデスクトップ」を起動する。すると、この画面が表示されるので、[アクセス]ボタンをクリックする。
Mac側で表示されたアクセスコードを入力し、[接続]ボタンをクリックする。このあと、導入しているセキュリティソフトによっては、Mac側でファイアウォール設定の変更を求められる場合がある。
WindowsからMacに接続され、Macのデスクトップが操作可能になった。
手順は以上だ。
共有を停止して切断するには、ウィンドウ内に表示されている[共有を停止]ボタンをクリックすればいい。
以上は、Windows→Macの接続だが、逆のMac→Windowsの接続ももちろんできる。
また、WindowsのHomeエディションをホストとして接続することも可能だ。
特別なソフトも不要なので、手軽にリモート接続したいならおすすめの方法だ。
なお、Android用およびiOS用の「Chromeリモート デスクトップ」アプリを利用すれば、AndroidデバイスとiOSデバイスからパソコンに接続して遠隔操作することも可能となっている。
MacからWindowsに接続することもできる。手順はまったく同じだ。
・ Chrome リモート デスクトップ(拡張機能)
・ Chrome リモート デスクトップ(iOS版)
・ Chrome リモート デスクトップ(Android版)
井上健語(フリーランスライター)
しかし、Google Chromeを使っているなら、もっと簡単にパソコンを遠隔操作できることを知っているだろうか。
今回は、この機能を使ってWindowsからMacを遠隔操作する方法を説明しよう。
●リモートデスクトップ接続はWindows−Windowsとはかぎらない
「リモートデスクトップ接続」は、ネットワークでつながった2台のWindowsパソコンで、片方のパソコンから、もう一方のパソコンを遠隔操作できるWindows標準の機能だ。
操作される側を「ホスト」と呼び、操作する側を「クライアント」と呼ぶ。
この機能は、すべてのWindowsで使えるわけではない。具体的には、エディションによって次のような違いがある。
・Pro……ホスト/クライアントの両方に対応
・Home……クライアントのみ
家庭利用が前提のHomeでは、別のパソコンを遠隔操作することはできても、操作される側にはなれない仕様となっている。
もちろん、「リモートデスクトップ接続」が利用できるのはWindowsパソコン間で、MacとWindows間では利用できない。
いろいろと制約の多いリモートデスクトップ接続だが、
実は、Google Chromeを利用すれば、すべて解決できる。
Chromeの拡張機能である「Chromeリモートデスクトップ」を使えば、Windowsのエディションと無関係に利用できる。
さらに、Windows−Mac間でも、簡単に遠隔操作することが可能になるのだ。
●ChromeリモートデスクトップでWindowsからMacを遠隔操作する
ここでは、WindowsパソコンからMacに接続して遠隔操作する手順を紹介しよう。
準備するのは、WindowsとMac両方のChromeに
・拡張機能「Chromeリモートデスクトップ」をインストールしていること
・Chromeを起動してGoogleアカウントでサインインしていること
この2つだ。
Mac側でChromeの「Chromeリモートデスクトップ」を起動する。すると、この画面が表示されるので、[共有]ボタンをクリックする。
アクセスコードが表示される。
Windowsパソコンに移動したら、同じくChromeの「Chromeリモートデスクトップ」を起動する。すると、この画面が表示されるので、[アクセス]ボタンをクリックする。
Mac側で表示されたアクセスコードを入力し、[接続]ボタンをクリックする。このあと、導入しているセキュリティソフトによっては、Mac側でファイアウォール設定の変更を求められる場合がある。
WindowsからMacに接続され、Macのデスクトップが操作可能になった。
手順は以上だ。
共有を停止して切断するには、ウィンドウ内に表示されている[共有を停止]ボタンをクリックすればいい。
以上は、Windows→Macの接続だが、逆のMac→Windowsの接続ももちろんできる。
また、WindowsのHomeエディションをホストとして接続することも可能だ。
特別なソフトも不要なので、手軽にリモート接続したいならおすすめの方法だ。
なお、Android用およびiOS用の「Chromeリモート デスクトップ」アプリを利用すれば、AndroidデバイスとiOSデバイスからパソコンに接続して遠隔操作することも可能となっている。
MacからWindowsに接続することもできる。手順はまったく同じだ。
・ Chrome リモート デスクトップ(拡張機能)
・ Chrome リモート デスクトップ(iOS版)
・ Chrome リモート デスクトップ(Android版)
井上健語(フリーランスライター)