「史上最弱のアッズーリ」という声も聞こえてくる今大会のイタリア代表。個のクオリティー不足を組織力や勝負強さでいかに補うか。(C)Getty Images

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 現地時間5月31日、イタリア・サッカー連盟はEURO2016に臨むイタリア代表の登録メンバー23名を発表した。
 
 5月23日に候補30名を発表していたアントニオ・コンテ監督は、合宿と29日のスコットランド戦(○1-0)でパフォーマンスとコンディションを確認。結果、落選したのはDFダニエレ・ルガーニ(ユベントス)、DFダビデ・アストーリ(フィオレンティーナ)、DFダビデ・ザッパコスタ(トリノ)、MFマルコ・ベナッシ(トリノ)、MFジャコモ・ボナベントゥーラ(ミラン)、MFジョルジーニョ(ナポリ)、そして29日の練習中にふくらはぎを痛めたMFリッカルド・モントリーボ(ミラン)の7名となった。
 
 一方、1年半ぶりに復帰したアンジェロ・オグボンナ、未キャップのステーファノ・ストゥラーロが、土壇場で本大会行きの切符を掴んだ。
 
 なお、かつてはジャンニ・リベーラ、ロベルト・バッジョ、アレッサンドロ・デル・ピエロ、フランチェスコ・トッティなど世界的な名手が背負ったアッズーリの「栄光の10番」は、チアゴ・モッタが背負うことになった。
 
 10番は予選で主にマルコ・ヴェッラッティ(パリSG)が背負ったが、同じく主力のクラウディオ・マルキージオとともに怪我で候補メンバー30名からも外れていた。
 
 EURO本大会でイタリアはグループEに入り、6月13日にベルギー、同17日にスウェーデン、同21日にアイルランドと対戦する。23名のメンバーは以下の通りだ。
 
【GK】
1 ジャンルイジ・ブッフォン(ユベントス)
12 サルバトーレ・シリグ(パリSG=フランス)
13 フェデリコ・マルケッティ(ラツィオ)
 
【DF】
2 マッティア・デ・シリオ(ミラン)
3 ジョルジョ・キエッリーニ(ユベントス)
4 マッテオ・ダルミアン(マンチェスター・U=イングランド)
5 アンジェロ・オグボンナ(ウェストハム=イングランド)
15 アンドレア・バルザーリ(ユベントス)
19 レオナルド・ボヌッチ(ユベントス)
 
【MF】
6 アントニオ・カンドレーバ(ラツィオ)
8 アレッサンドロ・フロレンツィ(ローマ)
10 チアゴ・モッタ(パリSG=フランス)
14 ステーファノ・ストゥラ―ロ(ユベントス)
16 ダニエレ・デ・ロッシ(ローマ)
18 マルコ・パローロ(ラツィオ)
23 エマヌエレ・ジャッケリーニ(ボローニャ)
 
【FW】
7 シモーネ・ザザ(ユベントス)
9 グラツィアーノ・ペッレ(サウサンプトン=イングランド)
11 チーロ・インモービレ(トリノ)
17 エデル(インテル)
20 ロレンツォ・インシーニェ(ナポリ)
21 フェデリコ・ベルナルデスキ(フィオレンティーナ)
22 ステファン・エル・シャーラウィ(ローマ)
 
【トレーニングメンバーとしてチームに帯同】
GK アレックス・メレト(ウディネーゼ)
DF ダニエレ・ルガーニ(ユベントス)
DF ダビデ・ザッパコスタ(トリノ)
MF マルコ・ベナッシ(トリノ)

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