やっとの想いで取り付けた美女との食事の約束。今夜は絶対失敗できない!そんな紳士を絶品料理でアシストするのが六本木の『魚輝』である。

店主・高柳氏が作り出す美しく、繊細な料理の数々は、どれもお酒のペースを早めるパワーを秘めている。重なる杯、弾む会話……そんな2人の距離をグッと縮めるチャンスはシメにやってくる。

そっと注文しておいた魚輝自慢の「うにといくらの土鍋御飯」が登場!輝くうにといくらに彼女から歓声があがること間違いなし。ひと口食べればもう美女の心は掴んだも同然だ。

今宵、勝負に挑む紳士に捧ぐ。究極の助っ人『魚輝』の魅力をお伝えしよう。



炊きあがりまでは1時間ほどかかるので、少し早めに注文しておこう。
うにといくら、そして鰹ダシの効いた米。その一体感が旨さの決め手

うにの土鍋御飯というと、蒸しうにで提供するお店が多いが、『魚輝』ではレアであるのも特徴。いくらも同様にほぼ生の状態でごはんの上にたっぷりと盛られる。

土鍋のふたを取った瞬間、うにといくらの迫力のビジュアルとふんわり香るダシが食欲を刺激してくれる。

うにといくらは毎朝8時に築地でご主人自ら選び抜いたものを使用。うには産地にこだわらず、その時土鍋に一番合ううにを選んでいるそう。この日は北海道産。いくらは北海道産の醤油漬けを仕入れている。

お米は新潟県コシヒカリを使用し、鰹ダシで固めに炊きあげる。そのお米の炊きあげも絶妙で、ほんのりとお米の芯が残り、レアなうにといくらの食感にマッチする。



「うにといくらの土鍋御飯」(時価)
修業時代の技と経験を最大限に活かす

店主・高柳氏は、18歳の頃から寿司屋で修業。寿司屋で提供するような質のいい鮮魚を、気軽に味わって欲しいという想いから、『魚輝』をオープン。開業から半年で誕生した「うにといくらの土鍋御飯」は、今や看板メニュー。9割のお客さんが「うにといくらの土鍋御飯」を目当てに訪れるという。

寿司屋で培ったお米の扱いが、土鍋の名脇役・米を生み出し、修業時代から築地に通い、築き上げた経験と人脈により、質のいいうにやいくらを入手。まさに高柳氏の実力の全てが詰まった料理とも言えるだろう。

食べ方のおすすめを伺うと「いくらとうにをご飯と混ぜて召し上がってみてください」と高柳氏。試してみるといくら、うに、ご飯の一体感がより強力になり、さらに旨みがアップする贅沢な食べ方である。



見た目だけでもおいしいと確信できる「魚輝ロール」
お一人様には「魚輝ロール」がおすすめ

「うにいくら土鍋御飯」は一人で注文はなかなか難しい……。そんな時には「魚輝ロール」がおすすめだ。こちらも「うにいくら土鍋御飯」に負けない迫力とおいしさである。

ご飯が見えないほどどっさり乗った、うに・いくら・ネギトロ・蟹の身。魚輝の人気メニューのひとつで、寿司屋で修業した高柳氏の技が冴え渡る逸品だ。


「じゃがいもの燻製コロッケ」と「ずわい蟹のなめろう」も絶対頼むべき逸品!



「じゃがいもの燻製コロッケ」には「生ビール」が最適。
土鍋前に味わいたい。お酒が進む絶品料理の数々

「うにいくら土鍋御飯」を待つ間、味わって欲しいのが「じゃがいもの燻製コロッケ」と「ずわい蟹のなめろう」の2品。どちらも1度食べたことがある人は、必ず注文するという人気メニューだと高柳氏。
「じゃがいもの燻製コロッケ」は、じゃがいもを蒸してから燻製にし、コロッケに仕上げた手間ひまかかった一品。濃いめの味付と、燻製されたじゃがいものいい香りにビールが止まらなくなる味である。丸いフォルムとサイズ感もちょうど良く、揚げ物でありながら1個、2個とどんどん食べすすめられてしまう。



まずはそのまま!変化が欲しくなったらレモンを搾ろう。



「ずわい蟹のなめろう」

「ずわい蟹のなめろう」は、国産ずわい蟹の身と、蟹みそをたたき合わせて作られた見た目も美しい一皿。高柳氏考案のオリジナル料理で、通常みそとあじや鰹などで作られることの多いなめろうにちなんで、蟹みそと蟹の身で作ってみたのだという。

とびこのプチプチとした食感も楽しい。



ダウンライトが照らすまさに大人の寛ぎ空間。

そんな料理の味を引き立てるお酒の種類も豊富。

酒屋さんと相談しながら高柳氏自ら試飲し仕入れる日本酒は、常時15種ほど揃う。また、フルーツ果肉がたっぷりの生搾りサワーも人気。デコポンや柿など旬のフルーツを使用したサワーも楽しめる。

入り口でまず靴を脱ぎ、全席脱ぎ掘りごたつ式の店内は、ついつい長居したくなる寛ぎ空間。

現在は予約が多く、来店日の約1ヶ月前の予約がおすすめだ。デートの日程が決まったらさっそく予約しておこう。