2月29日の「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)の特集において、ナレーションが天皇皇后両陛下を平成の元号をつけて呼称する場面があった。

番組では、桃の節句直前企画として「元女子アナ 異色人形工芸師の挑戦」と題した特集企画を放送した。内容は、異色デザインのひな人形で、新たな伝統を創り上げようとする節句人形工芸師に密着したものだった。

この特集内で、ひな人形の歴史について「平安貴族の生活を描き出したひなまつり。江戸時代その文化は大きく花開く。人々は競って豪華絢爛なひな人形を飾った」と解説した。

そのまとめとして、「昭和、そして平成天皇皇后両陛下の時代へ。人々はよき夫婦の理想像として皇室の姿を殿と姫に重ねた。それが現代のひな人形だと言われている」とナレーションがあったのだ。

通常、天皇陛下の在位中は元号を付けた呼称は用いない。元号を付けた呼称は崩御して一定期間が経った後に追号されるもので、在位中の天皇については「天皇陛下」か、もしくは「今上天皇」と呼称するのが一般的だ。

ただ、「平成天皇」の件について、同日の番組内でそのあと触れられることはなかった。

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