加藤紗里の露骨な戦略が明らかに

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 ベッキーの不倫騒動にSMAPの解散危機騒動。重いニュースが続いた中で、芸能リポーターが「箸休めになる話題」として、世間に苦笑いを振りまいているのがお笑い芸人狩野英孝(33)の尻軽ぶりだ。だがそれ以上に世間を賑わせているのが、狩野の“彼女”こと加藤紗里(25)。

 騒動以前はほぼ無名だったが、狩野との交際をインスタグラムで宣言してからメディアへの露出が急増。「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)や「白熱ライブ ビビット」(TBS系)など立て続けに番組に出演し、狩野との関係を赤裸々に告白し始めた。

 一方、明言を避けていた狩野は、2月9日放送の「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)で、「川本真琴さんと別れた後に、加藤さんと交際を始めた」と加藤を現在の本命彼女であることを認め、二股騒動も終着に向かうかと思われた。

 ところが、加藤の暴走は止まらなかった。同番組で加藤は「旅費を20万円もらったと言ったけど本当は10万円」「ネックレスを(狩野に)もらったと言うのは嘘。本当は元カレにもらった」など、続々と嘘をついていたことが発覚。続けて「そう書かれちゃって、そのほうが面白いしいいやと思った」などと開き直り、視聴者からは「最低」「同じ女性として軽蔑する」など、批判が殺到した。

■好きなところは明確

 交際判明直後から多数聞こえる「整形顔」「魔女顔」「狩野はどこが良くて付き合っているんだ」「見ていて不快」などに合わせ、批判コメントは増える一方。こうも、批判されて続けてもSNSで発信し続ける加藤の目的はなんなのか。加藤に近しい関係者がいう。

「紗里は『有名になりたい』と昔からよく話していました。人に見られること、目立つことが大好き。だから、TVに出たいという話も聞いていたし、チャンスをうかがっていたんでしょう。『売名行為ではない』と彼女は言っているけれど、昔からの友人は、みんな『有名人の彼氏を捕まえて有名になったんだぁ』って言っていますよ。狩野さんの好きなところを聞かれて、『どこが好きか分からない』って言っていましたけど、彼の“有名なところ”が好きとはさすがに言えないでしょ(苦笑)」

 加藤本人に売名行為の自覚はなくとも、性格の根本には植え付けられた強い“有名になりたい”という願望があったようだ。また別の関係者が続ける。

「加藤は、以前の小森純(30)やダレノガレ明美(25)のような、歯に衣着せぬ物言いをする若手“ぶっちゃけギャル”枠を狙っているようですが、現在その枠はダレノガレの他にも大沢ケイミ(22)などが控えています。その上、先日のTV出演中にも明らかになっていますが、彼女には虚言癖がある。時に、誇張では済ませれない“虚偽話”を平然とされては、制作者側も扱いづらい。TVタレントとして使い続けるにはリスクがあるでしょうね」

 一部では「狩野より面白い」「キャラが立ってる!」などの声もあり、何社かでは彼女の番組起用の話も進んでいるという噂もあるが、継続して出演するのは難しい。結局、売名行為は失敗に終わりそうだ。

(取材・文/北川愛)