インデックス投資の情報や投資行動が学べる。「吊られた男の投資ブログ」(http://www.tsurao.com/)
短期的な乱高下相場に翻弄され、大損してしまう株&FX投資家が多いなか、着実に増やしているのがインデックス投資家だ。インデックス投資家とは、日経225やTOPIXなどの指数と連動するファンドを毎月積み立て購入していくだけの地道な手法。しかし、地味なだけに猿マネも簡単だ!資産形成を目指すなら、まずは堅実な投資法も学ぶべし!!

◆3:4:3の黄金比率で年間200万円を積立!
吊られた男氏:資産総額[3200万円]

「投資のルールは3つだけ。それも非常に緩いもの」と語るのは、インデックス投資家で人気ブロガーの吊られた男氏。インデックス派に限らず、投資ではルールが大切だ。吊られた男氏の意図は?

「守れないルールでは意味がない。ルールは緩めに設定して、その代わりに絶対守るようにしているんです」

 例えば「毎月5万円ずつ積み立てていく」と決めても「今月は無理」なんて月もある。一度ルールを破るとズルズルいくのが人間というものだ。

⇒【資料】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=81136

「残業代の増減などにより毎月の収入も変わりますし、支出はさらにブレが大きい。それなのに毎月同額を積み立てるのは最初から無理がある。だから私のルールは『年間200万円以上を積み立てる』。目安は月20万円ですが、20万円より多い月もあれば少ない月もあり、年間を通してみて200万円以上を積み立てるようにしています」

 インデックス投資に限らず、投資は継続が大事。そのため、月単位ではなく、年単位で目標設定することで「出費が多い月は投資額を少なく、翌月は少し多めに投資します」と無理せずに積み立て投資を続けられる。

「2つ目のルールは、3:4:3というポートフォリオの比率を守ること。投資先としては日本、先進国、それに新興国の3地域。3等分ではなく先進国は4割、日本と新興国を3割にしているのは10%単位でキリがいいというのもある(笑)」

 では、それぞれの地域で購入するインデックスの種類は?

「すべて株です。債券は長期的に見てリターンがさほど高くない。REITはまだ登場して日が浅くデータが少ない。コモディティ商品は結局、モノと同じだからインフレ率を考えると期待リターンはゼロなんです」

 3:4:3の比率が崩れないように、機械的に世界の株式市場を買っていくだけ。先進国株を買いすぎたら、新興国株を買うといった具合だ。

 そして、3つ目のルールが“売らない”だ。せっかく利益が出たのなら、利確したほうがいいのでは?

「これまでも投信の乗り換え目的以外で売ったことはありません。売るとしたら大きな出費があるときか、退職して年金暮らしするときですかね。今が利益確定のチャンスかどうかわからないからインデックス投資をやっているんです。今の利益は結果論です。もし市場が下がっていたら?それは仕方ないですよね。市場の上がり下がりは予想できませんから」

 世界経済が拡大すれば長期的には資産は増えていく。吊られた男氏の資産もすでに43%増。緩い3つのルールだからこそ、インデックス投資を長く続けられるのかもしれない。

【吊られた男氏のアセットアロケーション】

日本、先進国、新興国の株価インデックスの比率は死守。1つのインデックスが好調でもバランスは崩さないとか

【吊られた男氏の出口戦略】
基本は絶対に売らない。売るときは利益確定ではなく、必要なとき!

【吊られた男氏】
都内在住の30代IT系サラリーマン。’07年からインデックス分散投資を貯金していた100万円でスタート。年間最低200万円を分散投資するシンプルなやり方。現在は積み立て額1700万円に対して、利益率は+43%にまで増えた

― インデックス分散投資の究極奥義 ―