13日深夜放送、フジテレビ「すぽると!」では、プロ野球選手100人が選ぶ「強肩部門」トップ5が発表された。

同番組が毎年行う恒例企画で、野手としては「守備部門」「パワーヒッター部門」「スピード部門」に続く4回目の発表となった。昨年受賞したオリックス・糸井嘉男は3位に。同票で2名が1位となった同部門の結果は――。

5位:小林誠司(巨人)
その強肩で盗塁阻止率.438を叩き出したキャッチャーの小林が8票で5位。広島・大瀬良大地は「低い、速い、強い球を投げているというイメージ」といえば、チームメイトで小林から送球を受ける坂本勇人は「僕はタッチする側ですけど、すごいボールを投げる」と話した。

4位:今宮健太(ソフトバンク)
鉄壁の守備でショートを守り、逆方向への打球も鋭い送球で内野安打を許さない今宮が11票で4位。オリックス・西勇輝は「火が出るんじゃないかと思うくらい速い」と表現すると、ロッテ・大嶺祐太は「ファーストのグローブを突き破るくらいのイメージ」とまで語っている。

3位:糸井嘉男(オリックス)
昨年の同部門1位の糸井は、ケガの影響もあってか今季は12票で3位に。横浜・筒香嘉智は「強いですけど正確性もある」と評したが、ソフトバンク・武田翔太は「レーザービームとかヤバいんで」と、楽天・松井裕樹も「ヤバい、ヤバい」と、“ヤバい”を連呼した。

1位:柳田悠岐(ソフトバンク)
トリプルスリーを達成した柳田が14票で1位タイに。楽天・則本昂大は「体勢が崩れても物凄い返球するところが他の人と違う」と語れば、ロッテ・清田育宏は「投げ方とかは決して綺麗とは思わないですけど身体能力の高さで球が凄い」と、広島・前田健太は「身体の強さ、振る強さ、投げる強さ、全てを兼ね備えている」と、その身体能力を絶賛した。

1位:鈴木誠也(広島)
知名度では他の選手に劣るものの、プロ3年目の21歳・鈴木が新風を吹き込む堂々の1位(タイ)に。ヤクルト・雄平は「ハマったときの彼は2塁からじゃホームにいけないんじゃないか」と言えば、阪神・今成亮太は「肩が強いだけじゃなく安定もしている」と評価。横浜・梶谷隆幸に至っては「ロケットランチャーが飛んでくるみたい。バズーカみたいに凄い強烈」と舌を巻いた。