ラグビーW杯において、過去24年間は勝利すらなかった日本に3勝をもたらした代表メンバーが14日、凱旋帰国を果たした。すると、同夜フジテレビ「すぽると!」には、リーチ・マイケル、三上正貴、堀江翔太、畠山健介が生出演。激闘を振り返りつつ、今後の目標を語った。

番組が始まるや開口一番「本当、五郎丸じゃなくて申し訳ないです」と謝罪した畠山に続き、堀江は「替わりにこれだけは・・・」と言って“五郎丸ポーズ”を披露するなどユーモラスなメンバー達。その横で落ち着きを見せるマイケルは「4年間努力して3勝できたことは本当に嬉しかった」と所感を述べた。

また「縁の下の力持ち」とも言えるスクラムを組むフロントローの3人について、中村光宏アナウンサーが「光が当たりづらい」と表現すると、堀江は「ですね、なかなか当たらない。全てのプレー、五郎丸がキックできるのも僕らのスクラムがあるから」と訴えたが、畠山は「彼(堀江)は光が当たってる方。本当の日陰は僕と三上です」と負けじとアピール。「もともと彼は違うポジションから今の2番に転向しているんで生粋のフロントである三上と僕はまだ認めていない」などと冗談交じりに張り合った。

そんな彼らは今後の意気込みを訊かれると「僕の持ち味はスクラム。ラグビー初心者では分かりづらいところもあると思うんですけど、スクラムに注目して見て頂きたい」(三上)、「W杯日本開催に向けて今の日本代表の文化、活動を継続していきたいと思ってます。今後、日本にいる選手はもっと日本代表目指して2019年に代表選手になってほしい」(マイケル)と返答。来月13日には、堀江と畠山が対戦するトップリーグが開幕(パナソニック対サントリー)、堀江が「こいつの癖は知ってるんでプレッシャーかけていこうかと思います」と話すと、畠山は「まずはしっかりメンバーに入れるように」と言って周囲を笑わせた。