第2世代 Moto 360 実機インプレ。日本人の腕に合う装着感、16mmバンド&ローズゴールドで女性受け狙う(動画)

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ベルリンのIFA 2015会場より。丸い文字盤のスマートウォッチ 第2世代 Moto 360 が発表されました。男性用・女性用・スポーツの3モデルを用意。ベルトは簡単に交換でき、革や金属など多彩なバリエーションから選べます。実機インプレをお届けします。
初代モトローラ Moto 360は、丸い文字盤を採用したスマートウォッチの元祖として話題を集めました。第2世代 も丸い文字盤を引き継ぎます。

バリエーションは、男性用・女性用・スポーツ向けの3つ。また男性用に大小2サイズが存在し、計4モデル展開。ベルトも本革から金属まで多彩な種類から選べます。主な仕様は、クアルコム Snapdragon 400 APQ8024 1.2GHzクアッドコアCPU、心拍数モニター、512MB RAM、4GBのストレージ、フィットネストラッカー。OSにはグーグルのAndroid Wearを搭載します。

実際に装着してみました。男性用はケースサイズが42mm・46mmから選べます。ただ、46mmは一般的な日本人の腕には大きい印象。42mmサイズが自然に装着できると感じます。革系のバンドは軽い装着感、メタル系のバンドは重厚な装着感で、こちらも好みに応じて選べます。伝統的な丸い文字盤の腕時計ということもあり、ファッショナブルに身に付けられます。

OSにはAndroid Wearを搭載。文字盤のデザインを気分に応じて変えられるほか、Android Wearアプリも利用可能。ウォッチフェイスも気分に応じて変えられます。

花柄のおしゃれなウォッチフェイスもあります。

IP67防水防塵に対応し、メタルバンドなら身に付けたままシャワーを浴びられます。また、背面には光学式ハートレートモニタ(心拍計)を内蔵。その他、ジャイロスコープや加速度計を内蔵し、一日の活動量をトラッキングできます。

時計を充電するウォッチスタンドはややチープな印象。バッテリーは42mmケースモデルが1日半、46mmケースモデルが2日間持つとしています。

Android Wearを搭載するため日本語表記も可能です。



左が女性用、右が男性用(42mm)です。違いはベルト幅。男性用の20mmベルトに対し、女性用はスリムで華奢な16mm。女性らしい着こなしが可能です。



ラインナップは上記の通り。男性用はケースが42mmと46mmの2サイズ、カラーはシルバー、ブラック、ゴールドの3色展開、バンド幅は20mm。女性用は1サイズ展開で、カラーはシルバー、ゴールド、ローズゴールドの3色展開、バンド幅は16mm。最安の組み合わせで米国では299.99ドルから。

このほか、フィットネスに特化した Moto 360 Sportも登場します。こちらはGPSを内蔵し、スマートフォン不要で位置をトラッキングできる点が特徴です。


初代Moto 360は筐体が大きく「メダルか」とも揶揄されていました。第2世代Moto 360は日本人にも自然な装着感です。また、女性向けとして16mmバンドやローズゴールドの筐体を用意し、女性を強く意識した製品に仕上がっています。

ブースの担当者によると第2世代Moto 360の日本発売は未定とのこと。ただ、モトローラは8月下旬にMoto 360の日本語サイトを開設。国内展開にも期待したいところです。

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