学生の窓口編集部

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覚醒剤所持により、2015年2月に三度目の逮捕となった、タレントの小向美奈子被告の初公判が東京地裁で行われた。

小向美奈子被告は、起訴内容を認め、検察側は懲役2年を求刑した。

小向被告は、検察側とのやりとりの中で、「なぜ薬に手を出したのか?」と問われて、「友人から「いる?(覚醒剤)」と言われて、くれるというのでついもらった」と答えた。1回目は使わずトイレに流したというが、その後は使ったことを認めたという。


また、検察側とのやりとりでは(一部抜粋)検察「そんなに安易に考えているのなら、やめるなんてできないのでは」被告「できます」検察「へえ、すぐ辞められるという認識があるんですか?」被告「だからこそ向きあうんです」検察「意味がわからない」被告「ちゃんと向き合えばやりたいとも思わないと思う」などと交わされ、ある場面では、検察側から「なぜわらうのか?」と指摘さら、被告は笑みを浮かべることもあったようだ。

最後に小向被告は「過ちを二度と犯しません。前向きに人生を歩みたい」と述べた。

とはいえ、小向被告は、2009年に初めて逮捕され、執行猶予つきの懲役1年9ヶ月の判決が出ており、2011年は不起訴処分ながらも覚醒剤所持の疑いで逮捕されている。

「過ちを二度と犯しません」と言っているが、既に二度の過ちを犯している。

覚醒剤の再犯率は65%と高く、一度手を出したらなかなか止められないという。

以前、一度覚醒剤を使用したことのある者によると「自分は体質にあわなくて一度でやめたが、合っていたら続けていた。薬物は一度使ったらやめられない」と言うほど、薬物には魅力があるとか。

3度目の逮捕となった小向被告の実刑は免れないないだろう。判決は今月27日。