オビ文を借りれば、「谷崎潤一郎の好んだ鮎雑炊、林芙美子の思い出のうどん、池波正太郎の描いたカツオ飯など知られざるエピソードから小説の名場面まで、250冊を読み解いた!」となる。確かに読んでみるとこれらのくだりはグッと来る……ので中面に譲らせていただく。このほか、鮎なら獅子文六の表現も実に旨そうだ。宮部みゆきの鰹や豆腐、椎名誠のトマト、川上弘美のおでんにおむすび──。ああ、読むほどに腹が減る。エキサイトレビュー

文豪が愛した「美食」がウマそう

by ライブドアニュース編集部

ざっくり言うと

  • 小説やエッセイから「食」のシーンを取り上げた「食彩の文学事典」を紹介
  • 多くの作家が登場し、文豪が愛した「美食」について書かれている
  • 食べ物という入り口から、新たな作家との出会いを楽しむこともできると筆者

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