11月1日フランスでは「万聖節(Toussaint)」だった。万聖節とは聖人たちを祝う日であり、故人を思い墓参りをする日だ。パリでも市内にある各墓地には多くの人が訪れ花を飾る。この前後、フランスの学校は休みにもなる。そこで日仏のお墓事情を比べてみた。亡くなった場合、フランスでは多くがカトリック式の葬儀を行う。仏外務省によれば、フランスにおける各宗教の割合はカトリックが全人口(約6570万人)の65%、イスラム教は6