サスペンスの巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督の生きざまを通じて見えてくる「映画監督」と「女優」との関係について、映画作家の大林宣彦が大いに語った。「映画というものはボーイ・ミーツ・ガール。監督がボーイなら、女優はガールですよ」と切り出した大林監督は、「ヒッチコックがハンサムでモテる男だったら、映画なんて作っていない」と断言する。まさに「男の子の根底にはモテたい、相思相愛の恋をしたいという思い