らんラボ!代表(ウェルビーイング株式会社副社長)が、YouTubeチャンネル「らんラボ!」で「大人になってから走り始めた人の9割が勘違いする「5000mの伸ばし方」」と題した動画を公開した。本動画では、フルマラソンに挑戦する市民ランナーが陥りがちな5000m走のタイム向上に関する誤解と、記録を伸ばすための核心的なアプローチについて解説している。

陸上未経験で大人になってから走り始めた人の多くは、フルマラソンのタイム向上を目指す過程で、5000mのタイムも引き上げる必要性に直面する。その際、最も陥りやすい罠が「5000m=スピード」という誤解だ。5000mはフルマラソンに比べてペースが格段に速く、序盤から呼吸が苦しくなるため、全力疾走に近いスピードが必要だと考えるのは自然なことである。

しかし、代表は「5000mとは言えど、ほとんどは有酸素能力によって決まる」と指摘し、結果の「8割から9割は有酸素能力/持久系能力」に依存すると断言する。最大スピードやインターバルのタイムにフォーカスを当てすぎる練習は、かえって記録が伸び悩む原因になり得るという。1000mのインターバルトレーニングのタイムを上げるためには、その土台となる「中強度の持久走レベル」を高めることが不可欠であり、鍛えたスピードと持久力を融合させるためには、目標レースペースより少し遅いペースで休憩を挟まずに走る「6000m~8000mのテンポ走」が重要だと語った。

また、5000mのタイムトライアル(全力走)ばかりを繰り返すアプローチに対しても、目標ペースより速い刺激を体に与えられず、結果として本命レースのための持久練習にしかならないと警鐘を鳴らしている。5000mの記録を劇的に伸ばすためには、がむしゃらにスピードを追い求めるのではなく、まずは中強度の持久力を徹底的に底上げすることが最重要だと言えるだろう。

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