小説家・津村記久子さんへのインタビューをまとめた1冊である。どんな子どもだったか。どんな青春時代を過ごしたか。就職してから起きたことや、小説家になるまでのこと、現在の生活についてなどの話が、出版元である夏葉社の島田潤一郎氏との対話のような形で進んでいく。まず最初に驚かされるのは、小さな頃から物語を書いていた理由だ。「絵本を熟読して、親にも買ってもらうけど、すぐに足りなくなるから、たぶん自分で