かつては「住みたい街ランキング」の穴場的存在だった北千住。しかし現在、その利便性と街の発展により、不動産価格が高騰し「人気沸騰」の街へと変貌を遂げています。
JR常磐線、地下鉄日比谷線・千代田線、つくばエクスプレス、東武スカイツリーラインの計5路線が乗り入れ、都心へのアクセスは抜群。駅前にはルミネやマルイといった大型商業施設が充実する一方、古き良き商店街や市場も残るこの街のリアルな相場とは?
今回は、らくだ不動産株式会社のマネージャー トップエージェント八巻侑司さんと、同社のエージェント益山真さんが、北千住の最新市況と売買戦略について語ります。
◾️マンション価格は3年で激変! 今や「8,000万円」が標準?
「北千住はもう穴場ではありません。住むには最高の街として地位が確立されています」と語る八巻さん。その言葉通り、マンション価格はここ数年で大きく上昇しています。
益山さんによると、現在の北千住エリアのマンション相場(60平米以上のファミリータイプ)は以下の通りです。
• 価格帯: 6,000万円台後半~1億円超
• ボリュームゾーン: 8,000万円前後
• 上昇率: 3年前は5,000~6,000万円台だったものが、約2割上昇
「駅前のランドマークである『千住ザ・タワー』は1億円を超えていますが、それ以外の築浅マンションでも8,000万円台が中心です。都心へのアクセスや生活利便性を考えれば、それでもまだ『買い』と判断する層は多いです」(益山さん)
◾️「足立市場」や「リバービュー」…独自の魅力をどう評価する?
北千住の魅力は駅前の利便性だけではありません。益山さんが挙げたユニークなポイントが「足立市場(千住の魚河岸)」です。
「一般の方も利用できる日があり、新鮮な魚を求めて自転車で買い物に来る住民の方も多いです。スーパーだけでなく市場が日常使いできるのは、北千住ならではの豊かさです」(益山さん)
また、荒川と隅田川に挟まれた地形から、マンションによっては「リバービュー」や「スカイツリービュー」、「花火大会が見える」といった付加価値がつきます。これらは売却時の大きなアピールポイントになるといいます。
◾️戸建ては「狭小」か「バス便」か
一方、戸建て市場はどうなっているのでしょうか。
八巻さんによると、駅徒歩10分圏内の戸建ては土地が細分化された「狭小住宅」が多くなりがちとのこと。価格は4,000万円台(狭小)から8,000万円台(広め)と幅があります。

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