中古戸建てDIYで「理想の家」は作れる?建築士が教える、絶対に知っておくべきポイント
中古戸建てを購入して「自分でDIYすれば、お得に理想の家が作れるかも!」――そんな夢を抱いたことはありませんか?
最近はSNSやYouTubeでも、劇的ビフォーアフターを叶えるDIY動画が人気。でも実際のところ、素人が中古戸建てを大胆にDIYするのは可能なのでしょうか?
今回は、ホームインスペクションを手がける株式会社さくら事務所執行役員CROの田村啓さんが、DIYでありがちな落とし穴と気をつけたいポイントを解説します。
■解体シーンは「映え」るけど…壊しちゃいけない壁もある
DIY動画でよく見る「バン!バン!」と壁を壊すシーン。スカッとするし、自分もやってみたい…そんな気持ちになりますよね。
でも田村さんは、「解体は本来、すごく繊細な作業なんです」と話します。
「壊しちゃいけない壁や構造部分を勢いで壊してしまうと、家全体の強度が落ちてしまうことも。さらに、解体で出る廃材は産業廃棄物として適切に処理しなければいけません」
さらに怖いのがアスベスト。築20~40年の建物には、壁や天井材にアスベストが含まれている可能性があり、解体時に吸い込むと健康被害につながります。
「DIYを始める前に、必ず建材にアスベストが含まれていないか確認することが重要です」
■雨漏り・火災リスク…「見えない危険」に注意
DIYでよくある失敗は、雨漏りや火災のリスクを甘く見てしまうこと。
「外壁や窓の取り付けなど、見た目はキレイにできていても、防水処理が不十分だと雨漏りにつながります。火を使うキッチンや暖炉まわりも、適切な耐火処理がされていないと危険です」
特に薪ストーブや暖炉をDIYで設置する場合、壁の内部で木材が炭化してしまうことも。そうならないよう、壁の中に適切な部材を入れる必要があります。
「火災のリスクは命に関わる問題。ここはプロの力を借りるのがおすすめです」
■2025年からDIYのハードルがさらに上がる?
さらに気をつけたいのが、2025年4月から変わる法律。
大規模なリノベーション・リフォームをする際、これまで不要だった建築確認申請が必要になります。
「つまり、『古い家を安く買ってスケルトンにして一から作り直す』といった大胆なDIYは、法律的に難しくなる可能性が高いんです」
この制度改正で、DIYの自由度がこれまで以上に制限されるケースも。今後は、どこまでDIYでできるか、どこからプロに頼むべきかをしっかり見極めることが重要です。
最近はSNSやYouTubeでも、劇的ビフォーアフターを叶えるDIY動画が人気。でも実際のところ、素人が中古戸建てを大胆にDIYするのは可能なのでしょうか?
今回は、ホームインスペクションを手がける株式会社さくら事務所執行役員CROの田村啓さんが、DIYでありがちな落とし穴と気をつけたいポイントを解説します。
■解体シーンは「映え」るけど…壊しちゃいけない壁もある
DIY動画でよく見る「バン!バン!」と壁を壊すシーン。スカッとするし、自分もやってみたい…そんな気持ちになりますよね。
でも田村さんは、「解体は本来、すごく繊細な作業なんです」と話します。
「壊しちゃいけない壁や構造部分を勢いで壊してしまうと、家全体の強度が落ちてしまうことも。さらに、解体で出る廃材は産業廃棄物として適切に処理しなければいけません」
さらに怖いのがアスベスト。築20~40年の建物には、壁や天井材にアスベストが含まれている可能性があり、解体時に吸い込むと健康被害につながります。
「DIYを始める前に、必ず建材にアスベストが含まれていないか確認することが重要です」
■雨漏り・火災リスク…「見えない危険」に注意
DIYでよくある失敗は、雨漏りや火災のリスクを甘く見てしまうこと。
「外壁や窓の取り付けなど、見た目はキレイにできていても、防水処理が不十分だと雨漏りにつながります。火を使うキッチンや暖炉まわりも、適切な耐火処理がされていないと危険です」
特に薪ストーブや暖炉をDIYで設置する場合、壁の内部で木材が炭化してしまうことも。そうならないよう、壁の中に適切な部材を入れる必要があります。
「火災のリスクは命に関わる問題。ここはプロの力を借りるのがおすすめです」
■2025年からDIYのハードルがさらに上がる?
さらに気をつけたいのが、2025年4月から変わる法律。
大規模なリノベーション・リフォームをする際、これまで不要だった建築確認申請が必要になります。
「つまり、『古い家を安く買ってスケルトンにして一から作り直す』といった大胆なDIYは、法律的に難しくなる可能性が高いんです」
この制度改正で、DIYの自由度がこれまで以上に制限されるケースも。今後は、どこまでDIYでできるか、どこからプロに頼むべきかをしっかり見極めることが重要です。
関連記事
「家探しはSUUMOだけ」はもったいない!?不動産のプロがやっている本当の物件の探し方
【戸建て】地震後も自宅で暮らすには?トイレ140個と「地震に強い家」3つの条件
【中古戸建て」買ってから大後悔!?ホームインスペクションで発覚した驚きの実例3選
チャンネル情報
個人向け不動産コンサルティング会社「株式会社さくら事務所」◆株式会社さくら事務所さくら事務所は「人と不動産のより幸せな関係を追求し、豊かで美しい社会を次世代に手渡すこと」を目的として、創業者・現会長の長嶋修が設立した、中立・公正な業界初の個人向け総合不動産コンサルティングサービス企業です。