日本銀行は31日に開いた金融政策決定会合で、政策金利である短期金利の誘導目標を0・25%程度で維持することを決めた。11月の米大統領選を控えて米国経済や金融市場の不透明感は強く、経済・物価情勢への影響を慎重に見極める必要があると判断したとみられる。日銀は、7月の決定会合で政策金利を0・25%程度に引き上げることを決め、前回9月は据え置いた。経済・物価の見通しが想定通りに推移すれば段階的に利上げ