自民党本部に火炎瓶を投げ込み、大量のガソリンを積んだ車で首相官邸に突っ込んでいった臼田敦伸(あつのぶ)容疑者(49)。友人関係を断ち、一度は心を許した同居する父親ともほとんど会話をしないまま、5年以上前から今回の犯行の準備を始めていた可能性が浮上した。なぜ自分を社会から孤立させていったのか。父親の話から、手がかりになりそうな軌跡が見えてきた。 〈画像あり〉机に残された3つのモニターと“味ポン”