能登半島北部を襲った大雨災害は21日で1カ月を迎えた。石川県によると、18日現在の避難者数は宿泊施設への2次避難を含めて434人で、災害数日後から大きく減っていない。用地不足で応急仮設住宅の建設が遅れているためで、生活再建の壁となっている。9月21日は輪島市で1時間雨量121ミリの観測史上最高を記録し、気象庁は同市と珠洲市、能登町に大雨特別警報を発令。河川の氾濫や土砂崩れで14人が犠牲となり、