9日の衆院解散で、「15日公示―27日投開票」の衆院選が事実上スタートした。自民党派閥の政治資金問題が厳しい批判を浴びる中で迎える政権選択選挙。非公認で選挙戦を戦うことになる自民の立候補予定者は危機感をあらわにし、野党側は早速、街頭で政権批判を繰り広げた。午後4時過ぎ、衆院本会議で額賀福志郎議長が解散詔書を読み上げると、「万歳」の声が響いた。衆院選の事実上の号砲が鳴った瞬間だが、収支報告書への