日米ともに政権交代や金融政策の転換期を迎えたことで、日本株市場では先行き不透明感が広がっている。こうした局面では外部環境に左右されにくい物色対象に注目してみたい。そのひとつがアニメやゲームなどのコンテンツビジネスだ。任天堂〈7974〉の「ポケットモンスター」などのように、人気が長期化するシリーズ化されたIP(知的財産)は、中長期的に安定した収益をもたらしている。政府もコンテンツ産業の育成を重視しており、