「新一万円札の顔」としてにわかに注目されている渋沢栄一。500社の企業設立に関わり「日本資本主義の父」として名高い彼は、「証券」や「株式」といった金融システムにおいてもパイオニアだった。渋沢が近年再評価される背景もふまえて、『マネーの代理人たち』の著者で、経済ジャーナリストの小出・フィッシャー・美奈氏が解説する。「新一万円札の顔」が作った日本の株式システムさて、本日3日に新しいお札がいよいよ登場する。