Z1の後継モデル開発で6気筒は一度頓挫していた! 1972年に900ccのDOHC4気筒で成功を収めたカワサキは、この頂点を受け継ぐ次世代開発の模索、その案のひとつが6気筒だった。もともと4気筒を先行して発売する筈が、ホンダにCB750フォアで先を越され、いったん750の4気筒を引っ込め900ccに拡大、さらにDOHC化することで大きな差をつけたのがZ1だったが、次は何としても世界で唯一無二をモノにしたかったのだ。 しかし6気筒は19