文系最難関の試験とうたわれてきた「司法試験」。死にものぐるいで勉強しても合格が難しい「狭き門」で、突破した人は「法曹」という資格だけでなく、社会的なステータスも得ていた。一方で、司法制度改革の目玉だったロースクール開校から20年を迎える中、一時的に多様な人材があつまったものの、司法試験の受験者数は低迷している。また、東京大学法学部の学生の中では、就職先として、外資系金融やコンサルを選択する傾向が高ま