東京・池袋で2019年4月、乗用車にはねられた母子2人が死亡した暴走事故をめぐり、遺族が運転手の飯塚幸三氏(92歳)と保険会社に対して損害賠償を求めた裁判で、約1億4000万円の支払いを命じた東京地裁の判決(10月27日)が11月13日までに確定した。ブレーキとアクセルを踏み間違えで起こった事故が注目を集め続けた理由の1つとして、「持病のある高齢者の運転」が挙げられる。飯塚氏は事故当時87歳で、判決でも「パーキンソン症候