ナショナルセンターの垣根を越えて集まった個人加盟ユニオンなど20団体でつくる「非正規春闘実行委員会」は12月4日、2024年春闘の方針を発表した。10%以上のベースアップや正規・非正規の同一労働同一賃金などを求めるという。「非正規春闘」は2回目。春闘の主体は正社員中心の企業内組合のため、非正規労働者らが蚊帳の外に置かれがちという問題意識から始まった。2023年春闘では飲食や小売、出版など交渉した36社のうち、16社で