自営業やフリーランスは、休業期間は収入減となる人が多い。正社員と比較すると、出産と育児で利用できる制度は少なく、安心して子どもを産むには支援が不十分だ。今回取材をしたフリーランスの女性も、出産前と出産直後は、金銭的な不安を抱えていた。岸田政権が「異次元の少子化対策」を打ち出しても、ほとんど状況は変わっていない。当事者の声を紹介したい。(ライター・ミアキス 梶塚美帆)● 出産から数時間後、病院のベッド