宇宙にある恒星は、軽いものほど数が多い傾向にあります。特に、最も軽く、最も暗い恒星である「M型星(赤色矮星)」は、天の川銀河の4分の3を占めていると言われています。恒星の数が多ければ、それを周回する惑星の数も必然的に多くなります。従って、宇宙全体に生命がどの程度存在するのかを考察する上で、M型星を周回する惑星が生命に適した環境を有しているかどうかは重要な鍵となります。【▲ 図1: M型恒星を公転する惑星の