2021年3月、名古屋出入国在留管理局(入管)の施設に収容されていたスリランカ人女性、ウィシュマ・サンダマリさん(33)が体調不良を訴えて亡くなった問題は広く報道され、日本の入管施設での非人道的な扱いについて注目が集まった。実際、その内容については、おぞましいという感覚を覚えるほど入管職員は酷い対応をしている(しかもこの事件については、そもそも入管に収容ではなくDV扱いで保護すべき事案だったと指摘されてい