日弁連は3月8日、各弁護士会がくだした2022年の懲戒処分は合計102件だったと発表した。前年から2件減った。処分の内訳は、重い順に「除名」が2件、「退会命令」が6件、「業務停止」が32件(1年未満27件、1〜2年件)、「戒告」が62件だった。弁護士が不服を申し立てて判断が変わった事例は6件。内訳は「戒告→取り消し」が3件あったほか、「退会命令→業務停止2年」「業務停止6月→同4月」、「業務停止2月→同1月」が各1件あった。