六本木にあった伝説のゲイバー『吉野』のママは、著名人たちが癒しを求める「オアシス」のような存在だった。各界のスターは、なぜ吉野ママの元に通い詰めたのか。カルーセル麻紀、はるな愛、美川憲一らが証言する戦中戦後を生き抜いたママの持つ魅力とは―。【写真】パーティーでドレスアップした、20代のときの吉野さん三島由紀夫の初期の代表作に登場瀟洒(しょうしゃ)なブティックや飲食店が立ち並ぶ、東京・南青山の逢魔