手術直後の女性患者にわいせつな行為をしたとして、男性医師が準強制わいせつ罪に問われた事件で、最高裁第二小法廷(三浦守裁判長)は、上告審弁論を2022年1月21日午後3時に開くことに決めた。最高裁は二審の判断を変更する場合に弁論を開くことが多いため、男性に懲役2年の逆転有罪判決を言い渡した二審・東京高裁判決が見直される可能性がある。●これまでの経緯は?男性医師は2016年5月、東京都足立区の病院で、女性の乳腺腫瘍