北朝鮮が「地上の楽園」などと称しておこなった帰国事業に参加したところ、凄惨な生活を強いられたなどとして、脱北者5人が北朝鮮政府を相手取り、それぞれ1億円(計5億円)を求めた訴訟の第一回口頭弁論が10月14日、東京地裁であった。原告らの本人尋問があり、即日結審した。判決は2022年3月23日に言い渡される。北朝鮮に家族がいる原告もいるが、家族は出国が禁じられており、原告らとの交流も絶たれた状況にあるという。裁判を